はじめに
複数AWSクレジットをゲットしていたのですが、ある日期限が近いAWS クレジット の存在に気付き、適用しようとしたものの、すでに別のAWSクレジットを適用済みだったのでかなり焦りました。
結果から言うと、AWSクレジットには適用の優先順位があり、うまくAWSクレジットを消費できました。
AWSクレジットの優先順位
2023年6末時点では下記のようになっているようです。
- 残りの有効期限が最も短いクレジット
- 対象サービスの数が最も少ないクレジット
- 最も古く発行されたクレジット
上記1は、有効期限が今年の12末までの”クレジットA”と有効期限が今年の6末までの”クレジットB”をいただいたとします。AWSコンソールから”クレジットA”をすでに適用済みで、後から”クレジットB”を適用した場合でもその月の請求は”クレジットB”から消費されます。
上記2は、AWSクレジットでも、AWSのサービスであるEC2など特定のサービスのみしか適用できないクレジットがあるようです。有効期限が同じ場合には、対象サービス数が少ない方から消費されるようです。
上記3は、有効期限が同じで、対象サービス数も同じ場合、AWSクレジットの発行日ということでしょうか?この辺は分かり次第、追記させていただきます。
なお、AWSクレジットの優先順位のルールは今後も変わっていく可能性があるので、最新情報はAWSが提供しているWebページをご確認ください。
さいごに
AWSクレジットをいただいたのはいいものの、AWSクレジットの金額を少額で複数もらえたり、自分で分割できたらいいなーと思いました。
また、AWSクレジットが余った場合、別のAWSアカウントを明示的に指定してAWSクレジットを適用するか、AWS OrganaizationsのOU(組織単位)でAWSクレジットを適用できたらいいなーと思いました。
AWS的にはそんなところにリソースをかけている場合じゃないでしょうけど。
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