【AZ-104】Azure Administrator Associate の資格を受験して合格、勉強法について

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はじめに

先日、急遽Azureの資格であるAZ-104を受けることになりました。

というのも、会社で何人かMicrosoftさんの資格保持者が数名必要ならしく、会社的にはAzureの資格が良いということになりました。そこで、どこからか私がAzureを少し触ったことがあるということを聞きつけ、白羽の矢が立ってしまったというわけです。

取得の必要がある資格は、AZ-104:Azure Administrator Associate(管理者向け)という中級者向けの資格でした。Azure自体は少ししか触っていないのに~、と思いつつ、AWSさんは比較的よく触っているので厳密にいえば初級者の部類ではないと思います。

しかも、試験まで3週間もない状態でした。
勉強や試験は苦手な私としてはもうちょっと早く言ってよー、という感じでした。

試験前のスキル

  • Microsoft Azureは、Azure の無料アカウントで仮想マシンを作れる程度
  • AWSは、AWS Certified Solutions Architect の資格を保有
  • クラウド以外のインフラ系の知識はたしなむ程度

勉強方法

本来ならMicrosoft Learnという公式サイトで無償でAzureの操作を勉強できます。
それをベースにAzureのポータルを触って知識を向上させたかったです。

トレーニング
ご自分のペースとスケジュールで重要な概念を習得できます。 空いた時間が 15 分でも 1 時間でも、インタラクティブなモジュールとラーニング パスを通じて実践的なスキルを身に付けられます。 登録して、講師から学ぶこともできます。 あなたの方法で学習し、成長しましょう。

MicrosoftのLearnをやり始めたものの、1日3時間程度ではやり切る時間がなさそうでした。
また、試験まで時間がなかったため、試験勉強に徹しました。

具体的には、自腹でUdemyの講座を購入しました。

https://www.udemy.com/

購入したUdemyの講座は下記のとおりです。
Udemyは頻繁にセールをやっています。幸いにもたまたまセールをやっていたので、半額以下で購入することができました。

  • AZ-104: Microsoft Azure Administrator 模擬問題集(作成者:土田 晃令 さん)
  • AZ-104 – Microsoft Azure Administrator Practice Tests 2021(作成者:XaasTechnologies)

Microsoft Azure Administrator 模擬問題集 短期集中、総まとめ!

こちらは、作成者が日本人の土田 晃令さんだったため、問題文や解説も分かりやすかったです。
82問しかなく、実際の試験のようにAzureのポータル画面の設定などが含まれた問題文などがなく、合格に向けた模擬問題としては少ないように感じました。
ただ、実際の試験で類似した問題も出題されていましたので、試験に自信がない方でお金が出せる人は購入しても良いと思っております。

試験当日までに、3回繰り返して100点がとれるようにしました。

AZ-104 – Microsoft Azure Administrator Practice Tests 2021

こちらは、作成者が日本人ではないので、すべて英文でした。
ブラウザの機能で日本語に翻訳して利用しましたが、可読性が少し悪く最初は苦労する面がありましたが、最後の方は慣れてきました。
Azureのポータル画面の設定などがイメージ画像で問題文に含まれておりますが、こちらは英語のままでもあまり気になりませんでした。

52問x6コースあり、時間的には4コースしかできませんでしたが、実際の試験に近い形式での出題がありました。

問題量も多く実際の試験で類似した問題も出題されていましたので、試験に自信がない方でお金が出せる人は購入しても良いと思っております。

なお、私は試験当日までに4コースまでしかできませんでしたが、 3回繰り返してほぼ100点がとれるようにしました。

勉強時間

土日や深夜も模擬試験をしていたため、4時間x20日=80~100時間ぐらいはやったと思います。

試験の注意点

試験は、リモートか試験会場か選択できますが、リモートだと邪魔が入ったりする可能性があるため、私は試験会場に行きました。

試験会場では、2つ以上の証明書がいるため、運転免許所とマイナンバーを提示しました。

試験会場に入るときは、ポケットを空にする必要があります。
また、現在はマスクをつけて試験を受ける必要があり、会場に入るときと出るときにマスクの裏をチェックされます。

試験の概要

多くは語れないですが、下記の情報のみとさせていただきます。

試験時間は150分でした。

設問は63問あると最初に表示されました。
ただ、1問目を表示は、1/59問のようになっていました。

おそらくそれは、連続で同一の問題文が4問続き、Yes/Noで答える問題があります。
問題文が一緒だから、59問になったのかもしれません。

また、それらの問題は、問題を解くと答えが類推できることから、その問題だけ後から戻って解くことができません。

他の問題は見直したり、印を付けた問題だけ、見直しすることはできました。

試験結果

合格点は700点以上ですが、800点弱取ることができました。
結構勉強したのに、800点に乗せきれず、残念でした。

試験後の感想

久しぶりの試験だったので最初の10分は頭が真っ白で働きませんでした。

Azureのことだけでなく、Active Directory/DNS/IPレンジなど、軽く知っておかないと解けない問題もありましたので、Windowsの管理者として経験値があった方がより良さそうです。

おわりに

AWS Certified Solutions Architect よりは出題範囲が狭く、本当にAzureの基本となる管理者向けのため、勉強になりました。

また、私はUdemyのXaasTechnologiesのAZ-104用 Training bootcampを先に誤って購入してしまいました。
実際にAzureのポータルを利用して経験を積みたい人は購入してもいいとは思いますが、Azureの無償枠だけではできない可能性もあり、動画視聴のみになる可能性があります。
購入しても良いとは思いますが、私のように誤って購入されないように気を付けてください。
Azureのポータルを体験するなら、無償でできるMicrosoft Learnでもいいと感じました。

あくまで個人的見解で、受ける時期や受ける人によって問題が異なる場合もございますので、予めご了承ください。

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